この想いを君に
あったかい。

いつの間にか湯船もあったまってるし。渡咲くんはやさしいなぁ。


「あっっっ!!」

「な、な、な、なに!!??」

「ご、ごめん。何でもない。」

「ちょーびびった。」

「ご、ごめんね。」


つい大きな声を出してしまった。

今、きずいたんだけど私着替えないじゃん。そのまま服きよう。

ガラッ

お風呂からあがると渡咲くんのであろう男の子ようの服がおいてあった。

私がきるのかな?いやいや!そんなことないへんな妄想するな私!

「あ、あがったよ?」

渡咲くんはベランダにでて星を見ていた。


「と、渡咲くん?」

「ん?ああごめん。俺の服おいてあっただろ?」

「う、うん。でも私なんかが着たら。ってか彼女!!」

「大丈夫だから。着替えてきな?」


うっ!そんな優しい声で言われると断れなくなってしまう。

うわっ。すごいだぼだぼだ。

「おぉ。かわいーじゃん?ちょっとデカイけど。」

渡咲くん反則。彼女いるのに。
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