桃の天然水‐桃天!‐
重労働、かったりい。
でも、学園の王子は女の子より重いものもった方が好感度じゃね?
「はい!!」
俺は桃ちゃんを残して、辞典の方へ行った。
でも、辞典なんか借りてく人あんまりいねえもんな、乱れてない。
「うーん、あれだよな。ここはやる必要ねえもんね」
じゃあ、やっぱり桃ちゃんと一緒に端からやった方が効率良さそうだな。
てか、広すぎんだろこの図書室。
図書室、っていうか、図書館っていうか、
本のビル?タワー?
とりあえず戻ろうと立ち上がると、
どさっ!!
って人が倒れる音。
「…はあ?」
桃ちゃんがなぜだか倒れていた。