恋はいつも突然だ。
「まさかと思ったけど、親友の幼なじみも知らないのかい」
「ごめんごめん!私幼なじみっていう存在いないから気にしたことなくてさー」
「ちなみに亮介、同じクラスよ」
「、、、、え、、、」
「幼なじみという以前にクラスの子がわからないなんて、、しかも美涼の席の斜め後ろの後ろよ。」
「亮介くんごめんなさいーーーーーーーーー」
「僕はぜ、ぜんぜん」
「美涼もう少し周りちゃんと見なさいよー」
「見てるもん!数学の授業の時だけ!暇だから、今日ぐるぐる見渡してる!」
「僕、、数学美涼さんと違うクラス、
、」
「え?」
「あーそうだったわね!数学は2組に行ってるのね!」
「え?なんで2組??」
「え?あんたそれすら知らないの??
数学は2組と合同なのよ!半分半分に分かれて授業やってるのよ!わたし達はそのまま1組なだけ」
「知らなかった!!」
「だから、亮介くんクラスで見ないんだ!納得!!」
「納得じゃないわよ」
「僕、、クラスに毎日いるんだけどな、、」
「美涼、、そろそろ失礼だからお口チャック!
じゃそろそろ行くわね!亮介また学校でね!」
「あ、うん!また!」