# ス ト レ ス
#カイ
眠い。
ここ、うるさい。
いつのまにかよってくるサセン達。
押すんじゃねえよ
もみくちゃにすんなよ
ーーーーードンッ
「いった………っ」
腰に衝撃が走る。
サセンがぶつかってきたんや。
思わず倒れこんで立てない俺に、
ここぞとばかりに群がるサセン達。
「誰かっ…助けて…」
もみくちゃにされて、
痛くて、もうダメだと思った時
ふいに俺の体が浮いた。
「カイ!!」
「ベク………」
腰に手を回して、立たせてくれるベク。
でも、
その途端聞こえてきた声に耳を疑った。
「ベクオッパじゃま〜」
「カイ撮らないといけないのに〜」
途端に、キュッと強張る腰の手。
ベクは涙と怒りをこらえながら
ゆっくり歩いていってくれた。
もし俺が元気やったらこいつら全員
ぶっとばしたいんやけど。
ベクに何言うてくれてんの……?
「……べ、」
「カイ。良いから行こう」
ああ、ベク、どうかこらえないで
眠い。
ここ、うるさい。
いつのまにかよってくるサセン達。
押すんじゃねえよ
もみくちゃにすんなよ
ーーーーードンッ
「いった………っ」
腰に衝撃が走る。
サセンがぶつかってきたんや。
思わず倒れこんで立てない俺に、
ここぞとばかりに群がるサセン達。
「誰かっ…助けて…」
もみくちゃにされて、
痛くて、もうダメだと思った時
ふいに俺の体が浮いた。
「カイ!!」
「ベク………」
腰に手を回して、立たせてくれるベク。
でも、
その途端聞こえてきた声に耳を疑った。
「ベクオッパじゃま〜」
「カイ撮らないといけないのに〜」
途端に、キュッと強張る腰の手。
ベクは涙と怒りをこらえながら
ゆっくり歩いていってくれた。
もし俺が元気やったらこいつら全員
ぶっとばしたいんやけど。
ベクに何言うてくれてんの……?
「……べ、」
「カイ。良いから行こう」
ああ、ベク、どうかこらえないで