【1周年記念】好き、大好き。

「だけど、最低な奴を好きになった私はもっと最低なのかもね。」

クスリ、そう笑った。

パッと、うつ向きがちだった顔が上がる。

「好き、大好き。

──愛してる。」

貴方のことを、1番に。

驚いた表情をしている湊。

「なぁに?そんな顔して。」

と、私は湊を抱き締めた。

「湊は……私のこと愛してる?」

「……っ、うん……言葉じゃ足りないくらい。

好き、大好き、愛してる。」


そう、私達は愛を確かめるのだ。

ずっと、好きでいるわ。

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