銀猫ー最強歌姫の再来ー
「うん、一緒に。あー、別に無理だったらいいんだよ。ただリクの部屋が見てみたいだけだからさ!」

 奏雨はそう言って、ニコリと笑った。

「あ、いや、いいよ!全然OK!」

「そう?じゃあもう寝ようか。皆、おやすみなさい!」

 そう言って、奏雨はリクの部屋へと向かった。

 リクも慌てて追いかけてくる。

「わぁ、意外とシンプル…。」

「へへっ、そう?」

 リクの部屋は綺麗に纏まっていて、清潔感が溢れている。

 よく使う物は見やすい所に、取り出しやすいように、片付けられているのが分かる。

 (なんか、リクって私より女子力高い…)

 奏雨はそんな事を思い、すこしうなだれたのであった。

< 49 / 101 >

この作品をシェア

pagetop