銀猫ー最強歌姫の再来ー
 そうして、他愛ない話をしているうちに、体育館へ到着。

 この体育館も、予想以上に広かった。

「おーし、皆集まったか?それじゃ、号令よろしく。」

 奈都がそう言うと、すぐに号令がかかった。

 すぐに準備体操が始まり、奏雨は咲希とペアを組んで準備体操をした。

「早速だが、四条意外はちょっと見学だ。」

「えっ?」

 誰よりも先に声をあげたのは奏雨だった。

 周りの生徒達も少し驚いたようだった。

「奏雨、今のお前の全力を知りたい。本当は外でやるのがベスト何だが、條玲祭も近いし、今日のうちに、と思ってな。」

「はぁ…。分かりました。」
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