私の身体と心
「はあ…。」

あまりの急展開に私の頭は爆発しそうだ。

「そう言う事で、話は早まる。来週には侑希の両親とうちの両親を引き合わせる。両親が来週日本に仕事で来るらしい。でもその後の事はゆっくり考えて行こう。」

「私、まだ恭弥の事、両親に話してないよ。」

「お願い、来週の土曜日の夜、予定を空けてもらえない?その前に平日のどこかで、俺は侑希の実家に挨拶に行くから。日取りはまだ先で良いんだけど、挨拶だけはこの両親の日程を外すと、次はいつになるか分からない。」

「あの…。」

「何?」

私はまっすぐ彼を見ると言った。

「本当に私で良いの?」

「侑希、何言ってるの?」

彼は何を今更って顔をしている。

「真面目に聞いてるのよ。恭弥は本当に私で良いの?」
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