私の身体と心
取引会社を出て、自宅へ戻って来た。

「芳弥、ただいま。聡美ありがとう。」

私の家で自分の子亜美ちゃんと私の子芳弥と待っていたのは、村木と結婚した聡美。

「お帰り、侑希。用意は大丈夫だと思うけど、もう一度芳弥君の荷物を確認して。私も亜美の方を確認するから。」

あの後、すぐに出来た恭弥と私の子、芳弥。

一歳になったばかり。

同じ時期に聡美の妊娠も分かり、亜美ちゃんはもうじき一歳になる所。

今日は二人のお父さんの晴れ姿。

恭弥が社長となると同時に、村木も常務となる。

私は恭弥の秘書として仕事に復帰する時に、聡美も村木の秘書となった。

私と聡美は随分と迷ったが、今日のパーティに子供連れで出席する事にした。

二人のパパが子供達と遊んでいる横で、二人のママは子供達の荷物と自分荷物の支度中。

車の一番後ろの座席にチャイルドシートを2つ取り付け、その前の列に私と聡美。
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