私の身体と心
そう言って私の背中から抱きしめて来た。

「侑希は背中も感じるんだろう。」

そう言いながら身体をずらし、舌を私の背中に這わす。

さっきとは違う快感が私を襲う。

「あっ…。」

思わず叫んでしまった。

彼は私の身体の向きを変えた。

お互いが向かい合わせになる。

「侑希、本当に愛してるから、ずっと一緒に居て。」

私の頷く姿を見て、彼はさらに私の顔を覗き込むと、優しくキスをした。

「本当に分かってる?プロポーズしてるんだけど。」

私は目を見開いた。

「私達今日恋人同士になったんだよ?」

「俺達には3年という月日を一緒に過ごしてきた時間が有るんだぞ。もう待ってられるか。」
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