君と二人で奏でる音



最近は、

なにかがあるごとに自分の気持ちを詞にしておこしていく。







それはいつかの君の言葉と、



もうずっと前にした恋を今でも引きずっている証拠。






一番近い距離にいたのに、今では果てがないほどに遠く感じる。







前にあったのがいつだったのかすら、もう思い出せない。






君が居なくなってから、何年がたっただろう。




思い出すと今でも胸が苦しくなる。





告白なんて、しなければよかった。





そう何度も思った。




今でも、好きだという想いが消えてくれる気配なんてまるでなくて。





どんなに想っても叶わない恋だというのに。




私はなんと諦めの悪い女なんだろう。





しかし、

どんな自己嫌悪に陥ろうとも
私の中の気持ちは消えることも、動き変わろうともしない。






こんなの、ただ辛いだけなのに。




なんで忘れられないのかな…。






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