君と二人で奏でる音
毎日が"昨日"の繰り返しで。
気持ちも、行動も。
いつになったら私は変われるのだろうか。
考えるだけ無駄な気もしてくる。
そんな、私の毎日。
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私は、教室に鳴り響くベルの音を合図に席を立つ。
教室なんて息苦しいところから、
誰よりもはやく抜け出したかった。
友達がいないわけじゃなくて、居たくないと思うようになってしまった時からだ。
こんな自 分が嫌で、いつしか教室は私にとって
"居心地の悪い場所"
へと変わってしまった。
逃げるようにして学校を出たあとは、
なんとなく、電車に乗って町の中心へと行った。
寄り道なんて、今までしたことは無かったけど。
この町全体が、私には窮屈で仕方ないのだ。