「人」拾いました。拾われました。








「あっ……」

冷蔵庫の中を見てみると何も無い。

帰りスーパーに連れていってもらうのを忘れてた(汗)


佳祐に言おうとして部屋に向かうと、佳祐がベットを組み立てていてその姿は男だった。

お母さんと二人だったからあまり男の人を見たことがない。



「蛍、どうしたんだそんなとこに突っ立て」



ハッ、


「冷蔵庫の中空っぽでさ、帰りに言おうと思ってたんだけど忘れてちゃてた」




「そうか…、俺はこの作業やっちゃいたいしでも蛍ここら辺知らねぇだろ?」



「そうなの、それで悩んでて」




「あっそうだ椎本にたのべばいいんだ」


「椎本?さん?」


「さっきの運転手」


「椎本さんにも悪いよぉ」


「いいんだいいんだw」

電話をかけている



「椎本悪いんだが蛍をスーパーまで連れていってくれないか」



はい…


と携帯の向こうから聞こえてくる。


「多分5分後ぐらいに来ると思うから」



「うん。」


椎本さんには申し訳ないなぁ



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