「人」拾いました。拾われました。

同棲スタート 〜アットホーム2〜





















家の玄関が開く音と同時に





「ただいま?でいいのかな?」







「当たり前だろ。ここはお前の家でもあるんだから」






「ありがとう佳祐。」






「蛍の荷物は全部こっちに持って来ているはずだから後で整理しとけよ。」







「うん♪。」





手を繋ぎ2人でリビングへ







「蛍、痩せただろ?」






「それを言うなら佳祐もでしょ?」






「蛍がいないと食事をとる気にもならない。」







「私も佳祐と一緒だよ。」



ソファでお互いに向き合い話し合う









「佳祐と話したいこといっぱいあるのに何を話していいかわからなくなってきちゃった」









「俺は蛍がいない間寂しすぎて気が狂いそうだったんだが、俺が居なくともお前は楽しかったんだな……。」




ちょっといじけた表情をしてみる






「違う違うよ!!私だって佳祐がいない生活なんて味気が無ったんだから!!」




慌てて

俺の目に訴えかけてくる







「わかってるよ( 笑 )」








蛍の頭をなでる









「えへへへ。」











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