「人」拾いました。拾われました。
佳祐side
ピピピピ…
ピピピピ…
目覚ましがけたたましくなっている。
目覚ましを消してリビングに行く
「蛍〜 朝ごはん〜」
??
誰もいない
テーブルには朝ごはんと手紙
まさか出ていった…(泣)
俺に嫌気がさして
手紙を読む
-------------------------------------------------------
佳祐へ
先に学校に行ってます。
朝ごはんは机の上に置いているからわかると思います。
蛍
-------------------------------------------------------
くそっ
蛍と学校行こうと思ってたのに!
いらつきながらも飯をを食う。
いつもの時間に椎本が待っていた。
「おはようございます。」
「おはよ…」
「不機嫌ですね。蛍さんが先に学校に言ってしまったからですか?」
「なんで!…それを」
「私もから忠告しておいたんですよ。」
「勝手な真似を!」
「蛍さんが傷付くとこをみたいですか?」
「あっ!わかった。 ありがとな」
「いいえ。私もですぎた真似をし過ぎました。」
そうだ
俺は忘れていたな…
俺は入学当初は歩いて通学していた
でも俺の後をつけてくる女や偶然を装って学校まで一緒に行こうとする連中がいたからいっそ、門の前だけでいいと思ってこれ(リムジン)で行くことにしたんだな
蛍が傷付くのは見たくない
別に俺が守ってやれねぇんじゃない
出来れば蛍を閉じ込めて俺だけが見れるようにしたい。
やばい今の俺は独占欲のかたまりだ…