「人」拾いました。拾われました。
二人の時間

新たな事実










あれから2週間



佳祐と蛍は二人で夕飯を食べている

TV音

《最近のトピックです。三年前に企業した会社が急成長をとげています。この会社の特殊な所は社長の顔が社員にも公表されず。ベールをかぶった社長と呼ばれています。》









「ねぇ、明日の土曜日に用事ある?」



「土曜日はちょっと……。日曜日でもいいか? 」




「うん、」





「どうしたんだ?蛍から誘って来るなんて珍しい」







「私ねお母さんの49日とかちゃんと出来てないの……
死んだっていう実感が無くてお母さんの御墓参りも行っていない。
でもね、流石にいつまでグズグズしてられないなーと思ってね。
佳祐ことお母さんにも紹介したいらから一緒に御墓参りに行ってくれる? 」







「あぁ、俺もお義母さんには挨拶しておきたいな。」






「そうだ!この写真みてお母さんが私を産む前の若い頃の写真だけど一番お気に入りの写真なの。」





「!!??。」


そこに写っていた写真には蛍の母と佳祐の母の二人だった




「こっちがお母さんなんだけどね、隣の人がお母さんの命の恩人なんだって♪」









「へぇ〜、そうなんだ……」




柏木葵に関する報告書の内容から考えると全てが繋がる


チャーハンの味についても










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