空模様
16,明日の朝!
ウソだろ…
どうにかして断れ僕!
「ぼ、僕も見たいんですよ?見たいですけどほら!大地さん、新聞配達はいいんですか?僕と喋ってる時間なんて無いんじゃないですか?」
決まった!!お気持ちはうれしい、という感じを入れつつの断り。
引きこもり生活の中で、<正しい断り方>の本をよんどいてよかった~
『大丈夫ですよ!!東さんのお家が最後の配達なんで!!!』
通じない!!
『あぁよかった~俺、友達に頼んでもダメで!けど、朝のこの時間を誰かと分かち合いたくて!!!』
え…ちょっとまっ…
『頼んでみるもんですね!!じゃあ俺はもう行きますね!!では明日の朝!!』
「えっ…まだ見るなんて言って…」
『ブロロロロロロロロ…』
夢だと信じたくてつねった頬は、とても痛かった。
ウソだろ…
どうにかして断れ僕!
「ぼ、僕も見たいんですよ?見たいですけどほら!大地さん、新聞配達はいいんですか?僕と喋ってる時間なんて無いんじゃないですか?」
決まった!!お気持ちはうれしい、という感じを入れつつの断り。
引きこもり生活の中で、<正しい断り方>の本をよんどいてよかった~
『大丈夫ですよ!!東さんのお家が最後の配達なんで!!!』
通じない!!
『あぁよかった~俺、友達に頼んでもダメで!けど、朝のこの時間を誰かと分かち合いたくて!!!』
え…ちょっとまっ…
『頼んでみるもんですね!!じゃあ俺はもう行きますね!!では明日の朝!!』
「えっ…まだ見るなんて言って…」
『ブロロロロロロロロ…』
夢だと信じたくてつねった頬は、とても痛かった。