空模様

2:窓の外

4:窓からの。

あの朝の空を見た日から、数日が経った。

僕は、あの光をもう一度見たくて、次の日も次の日もカーテンを開けた。

鳥がきれいに鳴いていた。

「本当に鳴くんだ。」

子供達が歌っていた。

「本当に歌うんだ。」

知らなかったわけじゃない。

だけど、すごく新鮮で、きれいにかんじた。

「明日、……図書館とかいこうかな……」




何日ぶりかに外へ出る決心をして眠りについた。





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