君を愛した十日間
うきうきとする晴れた心とは裏腹に、少し不安な心情もあった。
いじめとか、シカトとかいう問題ではなく・・・・・・

オレは極度の人見知りだった。
顔見知りや友達には、結構気に入られていたものの、それが始まったのは中1の半ば頃。前半はほとんど2~3人としかつるんでいなかった。
オレが入学する高校には、仲間が5人ほど受かっていたが、クラスが同じになるとは限らない。
そう、クラス替えはオレの人生のターニングポイント。

そして今、玄関のドアを開ける。
そこには高校生になって初めて見る、世界が広がっていた。
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