王子様の本性暴きます
「え、えっ!?なんで??
なんで一ノ瀬が私の隣に座るの?!」
私は驚きのあまりにイスをおもいっきり倒して立ち上がった
「なんでってほら」
そう言う一ノ瀬は黒板を指差した
「う、嘘でしょ…
一ノ瀬君私の隣の席なの…?」
「そーゆーこと、だからよろしくね」
一ノ瀬は私のイスを元に戻すと
はい、どうぞと言った
な、なんてことだ!!私の隣が一ノ瀬だと!?
ありえない!
同じクラスですら嫌だったというのに……まさかの隣?!
なに?神様なんかの嫌がらせですか?
私なにか悪いことでもしましたっけ?
神様心狭くない?!たかが一度の寝坊許してくれてもよくない?!