ベターな気持ち。〜君との約束〜
「夕日が沈むとき、一番綺麗なんだ。」
私が思ったことを、さらっと言った。
同じこと思ってたんだぁ。
そんな事にいちいち感動してしまう。
「今日から私の秘密基地にしよ♪」
ふざけ半分で言った。だけど、半分は本当。
「はっ?ここ俺の場所だし。」
「何言ってんの。どうせあんたの敷地じゃないんだから、私の勝手じゃない。」
「人が心配してやれば、調子にのり上がって…」
ギャッ!
「やっやだ!止めて!」
「じゃぁ、ごめんなさいは?」
うはひははひゃ
やばい…耐えらんない。
「ちょっ…」
あひゃひゃっ
「ごっ…ごめんなさいー!」
「よし。」
そう言って潤は満足そうに笑った。
こちょこちょから脱出できたよみんな!!
みんなって誰か自分でも知らないけど、
私はこの達成感でいっぱいだった。