ベターな気持ち。〜君との約束〜

本当にバカにされることが嫌いなんだよ。

だけど、本当にそう思ったのは

潤にバカにされてから。




小学生の時も、中学生の時も、友達や、先生に

バカにされて来た記憶なんて、沢山ある。




その時は、自分がバカだから仕方ないんだと思ってた。

いや、思い込ませてた。




バカにされて"バカだなぁ"って言われることさえ

ストレスを感じていたこともあった。




"バカにしないで"

こんな一言を言われるなら、言えたなら

良かったのかも知れないけど




私にはそんな勇気なんてモノ、無かった。

皆に嫌われるのが嫌だし、仲間外れになるのも嫌。

だったら、こんなの我慢しなきゃな。って。



< 61 / 72 >

この作品をシェア

pagetop