白い少女
最近菓子パンが朝ごはんだったから飽きたなぁ
「たまには、おにぎりを食べるか」
適当に朝ごはんと昼ごはん用で2個買った
家にもどって
買ってきたおにぎりをたべた
「……学校いかなきゃ」
そう思って時間を見てると9時45分
「遅刻だ」
学校に行くためノロノロと仕度を始めた
バタンッ
ガチャ
玄関に鍵をかけ徒歩20分の高校へ行く
ガラガラガラッ
「おい、遅刻だぞ
南雪音(MinamiYukine)!」
授業中に入ってきた私に先生が言った
「すいません
医者にいってました」
そっけなく言った私に先生は、なにも言えない
なぜなら“医者”という単語を口にしたから……
先生達は、私のことをよく知っている
クラスの人達も何となく私が“違う”ことを気づいている