白い少女


最近菓子パンが朝ごはんだったから飽きたなぁ

「たまには、おにぎりを食べるか」

適当に朝ごはんと昼ごはん用で2個買った



家にもどって
買ってきたおにぎりをたべた

「……学校いかなきゃ」

そう思って時間を見てると9時45分

「遅刻だ」
学校に行くためノロノロと仕度を始めた


バタンッ

ガチャ

玄関に鍵をかけ徒歩20分の高校へ行く


ガラガラガラッ


「おい、遅刻だぞ
南雪音(MinamiYukine)!」


授業中に入ってきた私に先生が言った

「すいません
医者にいってました」

そっけなく言った私に先生は、なにも言えない

なぜなら“医者”という単語を口にしたから……


先生達は、私のことをよく知っている

クラスの人達も何となく私が“違う”ことを気づいている

< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop