常務サマ。この恋、業務違反です
M-3 魅了せよ!
潜入から丸一週間が過ぎたその日。
会議室にお茶出しを終えて戻って来ると、私の社内メールに国際部の新庄さんからメールが届いていた。
『お疲れ様です! 勤務開始から一週間ですね。調子どうですか?
良かったらうちの山田と三人でランチ行きません?』
そのメールを見た途端、なんだか気持ちがほわっとした。
あああ~、『女子』って感じのノリ!
良く考えたら、私このオフィスに来てまともに女性社員と関わってない気がする。
いや、それ以前に、高遠さんと人事部長くらいしか会話もしていない。
お昼も毎日外食はお財布に厳しいし、お弁当を作ったりコンビニで買って十階にあるオフィス勤務者の共有ラウンジでいつも一人。
ここ数日はそこに行くのもちょっと面倒臭くて、高遠さんが不在の時は自分のデスクで食べたりしてるし……。
これじゃあいけない!
私は妙に気持ちを奮い立たせて、勢いづいて新庄さんのメールに返信した。
『ぜひ! 丸の内ランチ、ご一緒して下さい!』
会議室にお茶出しを終えて戻って来ると、私の社内メールに国際部の新庄さんからメールが届いていた。
『お疲れ様です! 勤務開始から一週間ですね。調子どうですか?
良かったらうちの山田と三人でランチ行きません?』
そのメールを見た途端、なんだか気持ちがほわっとした。
あああ~、『女子』って感じのノリ!
良く考えたら、私このオフィスに来てまともに女性社員と関わってない気がする。
いや、それ以前に、高遠さんと人事部長くらいしか会話もしていない。
お昼も毎日外食はお財布に厳しいし、お弁当を作ったりコンビニで買って十階にあるオフィス勤務者の共有ラウンジでいつも一人。
ここ数日はそこに行くのもちょっと面倒臭くて、高遠さんが不在の時は自分のデスクで食べたりしてるし……。
これじゃあいけない!
私は妙に気持ちを奮い立たせて、勢いづいて新庄さんのメールに返信した。
『ぜひ! 丸の内ランチ、ご一緒して下さい!』