派遣会社に努めている希望は、同期の担当先の派遣の問題を追及するために、秘書として配属される。はじめは軽い気持ち。それが、どんどんと相手を知ることで惹かれていく気持ち。そして、自分がここに来た意味。
二人の距離が少しずつ縮まっていくのは、とても読んでいても楽しかったです。惹かれていく気持ちを自分がここに来た意味を考えながら、なんとかセーブしようと、必死に自分自身に否定する希望の姿。そして、大人な対応をしながらも、時々見せる高遠さんの素の姿。
とても、かっこよくて読みごたえがある作品でした。
最後まで読むことが止められず、一気に読み切ってしまいました。