今宵秘密が暴かれる。

とある武装集団

屯所内に入ると、
そこはまるで迷路のようになっていた。


一つ一つの部屋が小さいのか、
部屋の戸と戸の間隔が狭い。


そして、何回か曲がり角を曲がって出てきた一つの扉の前で土方は、物珍しいそうに周りを観察していた俺の方を向いた。



「ここに入れ。少し話がある」


「りょーかい」



まぁ、俺の方もこちらさんに話があるし。


それは丁度いい。

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