今宵秘密が暴かれる。
集会?が終わった後、俺は藤堂にさっきいた部屋とは違う一室に案内された。




『今日からココ使いなねっ明日次第でまた部屋変わるかもしんないけど!なんか困ったことあったら俺に言ってくれよなっ!』


それだけ言うと、藤堂は俺の返事も聞かずにどこか(多分自室)に行ってしまった。






はあああああ。
…………何か疲れた。


このキャラも、少しの間だけでこんな疲れてんだから、いつまでもつか分かったもんじゃねぇ



まぁそんときはそんときだ、
と思うしかない。



…俺は不幸中の幸いか、着物は家族が皆着物を着ている、正真正銘の和風一家だから小せぇときから、それは普段着みてぇなもんだった。



だから“ココ”にも何とか対応できているが、来たのが本来の姿の時だったらどうなっていたか分かったもんじゃねぇ。




………これも俺の運命ってやつなのか。




まぁ考え出したらキリがねぇし、
今日はとりあえず寝ようっと。


明日は、“試験”とやらがあるらしい、から…な。






そして俺は短い眠りについた。

それが今後どれほどの意味をもってくるかも知らずに…………。


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