年下男子の休み時間
「 本当……ごめん!!」
「 え!?……な……何が?」
中庭のベンチに二人で座ると、康太は頭を下げながら突然謝ってきた・・
「 どうして、康太が謝るの? 」
「 実はさ……、悠斗の彼女が瀬乃と歩いてるところ見たんだよ。それで、悠斗に言ったの俺なんだ……。」
「 ……‼︎‼︎、そっか……、康太知ってたんだね。」
「 やっぱり、お前も知ってたんだな。お前、瀬乃の事さ……」
「 ……うん。」
「 そっか……。じゃあ、あの誤解のされ方はキツかったよな。」
「 クラスに行った時から唯香ちゃん、私の事彼女と間違えてたから……ちゃんと言わなかった私が悪い。」