年下男子の休み時間



******




何故か流れで買出しを手伝うことになってしまった。





「 ちょ……っと!!こんなの恥ずかしいから!!!」




「 この買出し、俺一人の方が無理だから」




「 だからって、試着とかしたくないよ!!!」




「 でも、結構、似合ってるよ?」







私達は、湊のクラスの買出しで婦人服売り場にいる。





「 もう!!!、このエプロンでいいんじゃない!?」



「 分かんない……、早苗さんが決めて。」



「 な!!!やだ!何処行くの!?」




「 婦人服売り場とか居たくないし、外で待ってるから。」




「 やだ!ちょ……っ……と…。」





試着室でエプロンを着けたまま置いていかれてしまった。




なんでよ‼︎




湊が試着しろって言ったのに置いてかないでよーーーー!!!!!





私は会計を済ませて、外で待っている湊の所に向かった。




紙袋を差し出した私は少し怒り口調で話した。



「 置いてかないでよ!!」




「 ん、ありがとうね。」




「 ……もう。。クスっ、笑」.




「 ??……何笑ってんの?」







< 114 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop