年下男子の休み時間
私は、今度は湊に手を引かれた……
繋いだままの私の右手…
湊の手が温かくて…少し冷えた私の手も暖かくなった。
「 ……偶々、会っただけだよ!」
「 いつも二人一緒に居るじゃん」
「 ……‼︎‼︎、そんな事ないよ‼︎ ってか、この前から何なの! 湊は彼女いるじゃん!! 期待させないでよ!!!」
「 ……すればいいじゃん。」
「 ……⁉︎……え?」
私は湊に突然、キスされた……
「 ……っ‼︎……ん……‼︎」
力が強くて、押さえられた腕は動かなかった。
でも、キスは優しかった。