年下男子の休み時間
湊はもう一回、キスをしてくれた。
また抱きしめて欲しかったけど、抱きつく勇気が無くて……私は、湊の制服を右手で掴んでいた。
「 意外と可愛い事するね。」
可愛いと言われて、恥ずかしいくらい顔が熱くなった。
「 ………どうしよう…。私、湊のことめちゃくちゃ大好き……‼︎ 」
「 ……じゃあ……付き合う?」
「 ……‼︎……っっうん!」
湊が笑ってた。
すっごく優しい顔で……
私達は、荷物を取りに教室に戻って、校門のところで待ち合わせをした。