年下男子の休み時間
1年3組
次の木曜日、私達は5限目をあの場所で約束していた。
今は昼休み
私は康太と校庭の角でバトミントンをして遊んでいるところ。
「 そーいや、お前、彼氏いなかったっけ?」
「 !!!うっさい!、その話は聞きたくない!」
「 げ?!もう別れたの?」
「 もーーーー!!!!!」
私達が騒いでいたせいか、近くを通りかかった康太の知り合いが笑いながら話しかけてきた。
「 康太さんじゃん!何、彼女とイチャこいてんすか〜?」
「 おぉ!悠斗か〜、お前もやる?」
「 いいんすか?!バトミントンとか懐かしいな〜、」
「 早苗〜、こいつサッカー部の後輩!」
「 うん! いいよ〜〜、えっと…悠… 」
「 悠斗っすよ! はいはい!
彼女さん、お願いしまーす!」
「 あと、アイツ彼女じゃないから。唯のくされ縁。」
「 そうなんすか?」
「 本当。間違っても康太は無いから!笑」
私と悠斗くんはバトミントンの打ち合いを始めた。