年下男子の休み時間
皮肉っぽい言い方だったけど、何故か私は褒められた気がした。
私はまた、会いたかったけど…
次の約束をしなかった。
前に進めたら…進めた時に会いたいと思ったから。
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私はまた、放課後を友達と笑って過ごす。
湊と話してから私の悩み事は無くなって、友達とも心の底から笑えるし、今なら新しい恋でも出来そうなくらいスッキリしていた。
あれから、授業もサボっていない。
苦手な古典も結構やると面白くなってきて、この前の小テストは60点だった。
あ、これって、私の中では凄い点数。
古典の授業中、夏になりかけの天気のいい空を見ていた。
・・・・
なんか、湊の寂しそうだった背後姿が浮かんで……
無性に会いたくなった。
なんでか分からないけど、この凄く晴れた空の下で一緒に過ごしたい。
けど、今は授業中……
私は教室からこっそり抜け出した…