年下男子の休み時間



「 何、急に…」



「 あ…! 夏服で初めて会ったから…」



「 あれ?そうだっけ?」



「 そうだよ〜、ぎこちないのどっちよ!」


私が湊の背中を軽く叩くと、



「 本当…元気になり過ぎ…。サナさんも似合うよ。」



「 そりゃあ、二年目だからね。着こなしてんの!」


「 ……ふっ。笑」





湊が笑うと嬉しかった。



本当は色々聞きたかったけど、私は湊が言わないから聞かなかった。



ただ、隣で湊が笑ってくれて嬉しかったから…







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