年下男子の休み時間
私は下駄箱に向かって歩いていた。
康太は優しいな…私の反応が悪いだけで気にかけて声掛けてくれて…。
私、康太に対しても安心感?みたいなのあると思うんだけど好きにはならないんだよなぁ…なんでだろ……。
考えながら歩いていると、
「 及川!!」
「 ……ぇ?」
私ですか?
目の前には、左右の耳に沢山のピアスがついた長身の男子が立っている。
髪は赤くて外見が派手だ。
「 …えっと……、はい。」
「 ちょっと、話したいんだけど。」
・・・・
ヤバい!!
ちょーー怖い。