年下男子の休み時間



「 あれ? 早苗さんじゃん!なんで、居るんすか〜〜???」



振り向くと悠斗が私服の女の子と立っていた。


悠斗と同じ位の背丈の彼女は、すらっとしていてモデルのよう、淡い黄色のチュニックにロールアップしたデニムを合わせたシンプルな服装を可憐に着こなしている。



私は、少し、目付きを鋭くして悠斗に応える。



「 もう!!分かってるのにわざとでしょ?!」



私が怒ると悠斗は、察したのか笑いながら謝ってきた。
隣にいる彼女も私の反応に笑ったのか一緒に笑っている…




「 いや!笑、まじで分かんなかったんすよ!」



「 悠斗まで弄らないでよ‼︎笑 」




「 悠斗の彼女か〜?」




康太も初めて会ったのか、悠斗に尋ねる…


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