年下男子の休み時間
「 私、初め湊が特進だって知らなかったんだよ〜‼︎ 」
「 俺もだから!退学したのかと思ったし!」
「 あははは‼︎ そんな事思ったの和磨くん!笑」
私たちは、休み時間の度に色んな話をした。教室で話しているのは私達だけだったから余計に目立ったけど楽しくて笑いっぱなしだった。
側に居ると和磨くんの香水が香って落ち着いた。
昼休みになったので、私は康太の所に行く為に荷物をもった。
「 あれ?及川も外行くの?」
「 うん!友達と約束してるんだ。あと、早苗で良いよ!」
「 ……じゃあ、名前で呼ぶわ。」
少し、和磨くんの顔が赤かった。