年下男子の休み時間



「 あぁ!悠斗のクラスの!」



「 おい!唯香!」



後ろから悠斗がいつに無く必死な剣幕で追い掛けて来ていた…



私は突然、その女の子に左頬を叩かれた。



《 パッーン!!!!》







私は、驚きで声が出なかった。


ただ、叩かれた左頬が痛くて左手で頬を抑えた…




「 あんた、悠斗と特進の瀬乃と二股かけてたんでしょ!? 最低な女……」



「 ……へ……?」



「 悠斗と別れて、もう関わんないでよ!!!!」



興奮した彼女は、今にも殴りかかってきそうな剣幕だ…



「 唯香!!違うんだって!!!」



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