1/2の貴方の「好き」

 俺はニヤッとして
 「いいよ。しょーがねぇけん。仲良くしちゃん。」
 と言った。

 熊谷はあっけに取られたように口をポカーンとあけて俺をみあげた。

 コイツ。身長低いな。
 俺をまるで巨人のように見上げている。首は痛くないのだろうか。そんなことを思いながら待っていると。

先生がきた。
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