so sweet!!!
 俺がもぐもぐとしている間に、千代子ちゃんは弁当箱を片付け始める。



 そして俺はゴクリをそれを飲み込むと、体制を前のめりにし、



千代子ちゃんの足の隣に手を付く。



「まだ、食べ忘れてたの、あった」



 そう言って、唇を重ねた。



「ん、」



 千代子ちゃんからそんな声が漏れた。



 もう、そうゆうのやばいから。



 俺は一度唇を離し、また重ねる。



「ちょっっ!!ん」



 やっぱり千代子ちゃんは甘かった。



 近づくたびに鼻腔をくすぐる、その香りが。



 触れるたびに舌に感じるその味が。



 甘い、甘いそれらが俺に絡みつく。



 もう、こいつを離したくない。



「ちょっと、はる…やくん」



 またキスしようとして千代子ちゃんが止める。



「もう、はずかしいよ////」



 千代子ちゃんは口に手をやり、目線を外し、顔を赤くしていた。
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