so sweet!!!
 千代子ちゃんは頷く。



「じゃ、俺たちも帰ろっか」



 千代子ちゃんは気まずそうにゆっくり頷いた。



「どうしたの?



…なにか、ある?」



「…なんか…ごめんね」



「何が?今さっきのこと?」



 千代子ちゃんは頷く。



「あれは透のやり方が悪かったんだよ」



「そう…?でも、心配かけちゃったし…」



 千代子ちゃんはさっき座り込んでからずっと座ったまま、上目遣いで俺を見た。



 ああ…俺、もうなんでも許しちゃいそう。



「ねえ、遥也くん」



 千代子ちゃんはゆっくり立ち上がり、スカートの後ろはたいた。



「どうしたの?」



「さっき、あの…透くん?が言ってたのって…」



「どの事?」



「…遥也くんが、私を好きかわからないって…」



 あ、そのことか。
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