so sweet!!!
 そして、週末。


 今日までの3日間がどれほど長かったか。



 最近少しずつ暖かくなっていて、今日もわりとちょうどいい気温だ。



 少し暑いかな、くらい。



 なので俺は半袖だ。



 割と簡単な格好をしている。



 千代子ちゃんがどんな感じの服かわからないから、どんな格好をしてきても割と釣り合うようにしてきた。



 約束の駅の時計台まで向かう。



 そこにはすでに千代子ちゃんがいた。



 千代子ちゃんはピンク色のワンピースを着ていた。



 上には白い短めのシャツを着ていて…甘すぎなくていい感じだ。



「ごめん、千代子ちゃん、お待たせ」



「ううん、いいよ」



 千代子ちゃんはそう言って微笑んだ。



 …うわぁ。



 ああ、もう、ボキャブラリーの少なさを本気で恨む。



 いつもそりゃ可愛いけどなんか私服って…やばいな。



「遥也くん?…いくよ?」



 千代子ちゃんは駅の方を指さしている。



「ああ、ごめん、行こっか」
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