so sweet!!!
「煽ってんの?」



 俺はそう言って千代子ちゃんに顔を近づける。



 ふわりと、千代子ちゃんの甘い匂いがする。



 2度、3度と口付ける。



 口の中が甘い。



「ちょ…遥也君、やりすぎ」



「ん…?ごめん」



 俺は千代子ちゃんから体を離す。



「キス、もうあんまり嫌じゃないでしょ?」



 俺が聞くと千代子ちゃんは恥ずかしそうに頷いた。



「だって…なんか…遥也君とキスしてると変に気持ちいいんだもん」



「それは俺のキスが上手いんだよ」



「えー、絶対自信過剰だ」



「じゃあ、他のやつで試してこいよ」



「や、ヤだよ!



遥也君以外とこんなことしたくないもん!」



 …素直…なんだろうな。



 普通に嬉しいんだけど。



「ありがと」



「何が?」



「なんでも」
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