もしも緑間くんと恋をしたら
そして、私は渡された紙を畳み、クラスに入った。
「見ちゃった」
ニヤけながら、さつきに言われて急に恥ずかしくなる。
「昨日、みちるん、すごく大胆だったねっ」
「うっ……それはもう忘れて」
「あのあと、みどりんすっごく恥ずかしそうにしてたんだよー」
そりゃあ、恥ずかしくなるよね……。
私も思い出しただけで恥ずかしい。
「大ちゃんなんか、ずーっとからかってみどりんのこと怒らせちゃって……」
「怒る……?」
「デートかぁーいいなぁーってずっとからかうんだもん。みどりん、練習中だぞ、集中しろ!って怒っちゃって……」
「青峰くんならやりそう……」
その状況がリアルに頭の中で再現出来てしまう。
「悪いことしたかな……」
緑間くん……みんなにからかわれるの、多分嫌いだと思う。
だから、嫌なことしちゃったかな。
「悪くないよ!あれくらいしなきゃ、多分みどりん分からないと思うし……。気にしてるの?」
「やっぱり、嫌われることはしたくないじゃない?」
「それは無いよー。だって、みちるんにもらったキーホルダー、ロッカーの鍵につけてたよ?」
ロッカーの鍵に……って。
「それって、つまり大切にしようとしてくれてるってことだよね?」
「そういうこと!みどりん、ツンデレなんだからー。ね?」
そうなんだ……。
私の頬は緩みっぱなしだ。素直に嬉しい。
「見ちゃった」
ニヤけながら、さつきに言われて急に恥ずかしくなる。
「昨日、みちるん、すごく大胆だったねっ」
「うっ……それはもう忘れて」
「あのあと、みどりんすっごく恥ずかしそうにしてたんだよー」
そりゃあ、恥ずかしくなるよね……。
私も思い出しただけで恥ずかしい。
「大ちゃんなんか、ずーっとからかってみどりんのこと怒らせちゃって……」
「怒る……?」
「デートかぁーいいなぁーってずっとからかうんだもん。みどりん、練習中だぞ、集中しろ!って怒っちゃって……」
「青峰くんならやりそう……」
その状況がリアルに頭の中で再現出来てしまう。
「悪いことしたかな……」
緑間くん……みんなにからかわれるの、多分嫌いだと思う。
だから、嫌なことしちゃったかな。
「悪くないよ!あれくらいしなきゃ、多分みどりん分からないと思うし……。気にしてるの?」
「やっぱり、嫌われることはしたくないじゃない?」
「それは無いよー。だって、みちるんにもらったキーホルダー、ロッカーの鍵につけてたよ?」
ロッカーの鍵に……って。
「それって、つまり大切にしようとしてくれてるってことだよね?」
「そういうこと!みどりん、ツンデレなんだからー。ね?」
そうなんだ……。
私の頬は緩みっぱなしだ。素直に嬉しい。