新撰組と神の護り手伝説
美味しい!


目を輝かせてどんどん食べる。


すると少しほろ酔い気味の沖田が器を差し出し

沖「食べてばっかりいないで、お酒も飲みましょうよ。」

と誘ってきた。


『未成年の飲酒はダメでしょ。』

沖「は?あっちの規則ですか?まあいいからいいから。ここはあっちじゃないよ?」

『え…でも』



斎藤さんと平助も割り込んできた。

斎「ほら、水と変わらないぞ。」

いや全然違うと思いますけど。というか普通は水感覚で酒は飲まない!


平「飲まないんですか?ノリ悪っ」


『チッ』

最後の平助の一言にカチンときて、沖田から差し出された分ではなく、徳利をゴクゴクと飲んでやった。どうせ水と変わらないなら…


沖「あ、それはちょっと」

『どうだ。これでい……い…か』


あれ


なんか体がふわふわする。








それからあっけなく意識を手放した。
< 110 / 266 >

この作品をシェア

pagetop