新撰組と神の護り手伝説
『ー待って‼︎』

バッと布団から起き上がると沖田が心配そうな顔でこちらを見ていた。


沖「大丈夫ですか?涙が出るまでうなされてたようですが…」



ほおに手を添えると涙がツツーと伝わっている。



それにしても

『ううっ頭痛い。』

沖「一気飲みはよろしくありません。馬鹿ですか?馬鹿なんですか?」

『やめろ頭と心に響く。』


思えばあの時ムキにならなければ、あんなこと土方にされなかったのにな。


くっそ。


沖「まだ顔が赤いですね。午後からの見廻りには参加してくださいよ。」

『はいはい。』


お言葉に甘えてしばらく休むことにしよう。
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