新撰組と神の護り手伝説
ー数時間後
鼻をくすぐる味噌汁の匂いで目が覚めた。
外はまだ明るいし昼食かな。
『そういや頭も軽くなったし少し歩くか』
匂いを辿って調理場に向かうと鍋の中に美味しそうな味噌汁が置いてあった。
誰もいないし
レッツつまみ食い!
使ってないお玉を取ってきて少しすする。
『‼︎‼︎おいしい。』
今までなんでこの味噌汁に出会わなかったのかと思うほど美味しかった。絶妙な甘さだ。
ん?甘い?味噌汁って甘かったっけ。
もうちょっと…とお玉を持ち上げた時、その腕をガシッと掴まれた。
沖「つまみ食いはいけませんねぇ。どこの隊の者ですか?」
ば、ばれた。
いや、誰かまではばれてない‼︎
変装能力使ったら妖力で分かるし、ここは顔を隠しつつ逃げるしかない。
『あ、あそこに忍者‼︎』
沖「…。ふざけないでください。」
逆☆効☆果