新撰組と神の護り手伝説
永「味覚が狂って…グホッすみませんでした」
途中で転がってた永倉をうっかりしっかり踏みつつ、立ち上がって周りを見渡すともう阿鼻叫喚の地獄絵状態だった。
ははーん。状況が飲めた。
土方も強がってるけど眉間のシワが増えてらぁ。
ざまあみろー。
その時この地獄絵の作者がついにやってきた。
沖「吹悠さんいますかー?」
『あ、沖田お前の味噌汁おいしいな。みんなは美味しすぎて転がってるようだが。
近藤さんは味噌汁を今の時期飲むと蕁麻疹が出るようだから次は近藤さん以外にまた作るといいぞ。』
沖「うーん。近藤さんにも後で持って行こうと思ったんですけどね。残念。」
後ろの奴らの顔色がサーっと音を立てて変えたのがなんとなく分かったが無視。
『所で何か用があるのか?』
沖「そうそう。」
沖田は少し間をおいて笑顔で言った。
黒い笑顔で
沖「みたらし団子なんてなかったですよ。僕を騙した罪は大きいですねえ。今夜の肝試しは覚悟しといてくださいよ?」
ひいいいいいいいいっ