新撰組と神の護り手伝説

土「別に今日は偶然書類が少なかったから、暇になっただけだからな…。」



ボソッとなんか言ったけど

あれは言い訳かな、うん。


これで6人。

『沖田、あと一人誰だ?』

沖「え?これで終わりですよ?余った座布団は幽霊さんの分です。」

『おい、いらないだろ。』


沖「…さて、まずはみなさん身の毛もよだつお話をお願いします。あ、わたしが最初にやりますか」


話はぐらかされたし。


平「おうよ。怖くなんかねぇよこんなの。」


カタカタ震えるの平助と
目を瞑る原田と
発狂しそうな永倉を尻目に


ろうそくで薄暗く照らされた不気味な部屋で不気味なお話会が始まった。
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