新撰組と神の護り手伝説

『そいつなら塀の外に行った!』

沖「ええ!見たんですか?早く言ってくださいよ!というか今の今まで怪しい人って認識してなかったんですか?」


『そう言われてみれば、あいつなんか見覚えある刀さしてたかも…』





土「気付けよ。」

『イデッ』

背後から容赦ない空手チョップが飛んできて少しジーンとした。

『土方痛い。』

土「うるせぇ。」


もう一発強いのが頭に直撃し更にツーンとくる


『土方ごめんって!』

土「今俺は最高にイラついてんだ。八つ当たりさせろ。」



ひいいい鬼のブラックオーラが出てますよ?

追っかけてくるよ?

鬼ごっこしたくないよ?



『…はあはあ…沖田ー助けろー』



庭を全速力で走り回り沖田のところまで行って助けを求めた。

痛みの残る頭を押さえ涙目で見上げると


沖「…。」

ふいっと顔を背けられた。

『え、無視かい。…あれ?お前熱あるの?顔すごい赤いぞ。早く寝たほうがいいんじゃないか?』

沖(ベタ過ぎるのに気付かない吹悠さんは…鈍すぎなんですよね、ほんと。)



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